2026年8月10日


ある朝、気づいたら髪に丸い脱け跡ができていた——円形脱毛症はそんな突然の気づきとともに始まることが多く、原因も見えにくいために「どこに相談すればいいの?」と戸惑う方が少なくありません。
結論からお伝えすると、円形脱毛症は現在、やJAK阻害薬など新しい治療の選択肢が広がっており、専門医への早期相談がその後の経過に大きく影響します。
重症度・タイプ・年齢によって適切な治療は異なりますが、世田谷区・駒沢エリアでも皮膚科専門医のもとで最新の治療を受けられる環境が整ってきています。この記事では、円形脱毛症の原因・治療法・受診の流れを具体的に解説します。(治療効果には個人差があります)
- 円形脱毛症の種類・原因と「なぜ治りにくいのか」のメカニズム
- ステロイドからJAK阻害薬まで、治療法の選び方と目安
- 世田谷区駒沢で専門医に相談できるクリニックの特徴と受診方法
駒澤自由通り皮膚科では、最新の生物学的製剤やJAK阻害薬を用いた円形脱毛症の治療を行なっています。
症状・原因・部位に合わせて治療法をご提案し、毛髪の回復を目指します。
- ステロイド内服・局注治療
- 免疫抑制剤の内服・外用治療
- 最新の生物学的製剤やJAK阻害薬
ご自身に合った治療法をお探しの方は一度ご相談ください。オンライン予約受付中です。
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円形脱毛症とは?まず知っておきたい基本
突然の脱毛斑——あなただけじゃありません
円形脱毛症は、頭皮に円形・楕円形の脱毛斑が突然できる疾患です。自覚症状がほとんどないまま進行することが多く、美容師さんに指摘されてはじめて気づく方も多くいます。「ストレスのせいかな」と放置してしまいがちですが、自然経過だけでは回復しないケースもあるため、早めに皮膚科を受診することが大切です。
日本人の約1〜2%がかかるとされており、子どもから高齢者まで年齢を問わず発症します。「自分だけがなった」と感じてしまいがちですが、実は身近な疾患のひとつです。
円形脱毛症の主なタイプ
円形脱毛症にはいくつかのタイプがあり、タイプによって治療の方針や経過が異なります。
単発型・多発型:脱毛斑が1か所、または複数か所にある状態。比較的経過が良好とされることが多いですが、進行することもあります。
全頭型:頭部全体に脱毛が広がった状態。治療への反応が単発型と比べて時間がかかる傾向があります。
汎発型:頭部だけでなく眉毛・まつ毛・体毛など全身の毛が抜ける状態。専門的な治療が必要となるタイプです。
また、10歳以下のお子さまに発症することもあるため、「子どもの頭に丸い脱毛斑がある」と気づいた際にも、小児皮膚科に対応した皮膚科への相談をおすすめします。

なぜ円形脱毛症は起こるのか——原因と仕組み
「ストレスが原因」は本当?よくある誤解
円形脱毛症といえば「ストレスが原因」というイメージが広く持たれています。しかし現在の医学的な理解では、ストレスは誘因のひとつに過ぎず、根本的なメカニズムは免疫の異常にあると考えられています。「ストレスさえなくせば治る」という考えは、必ずしも正しくありません。
Point 01 メカニズム
自己免疫が毛根を攻撃する
円形脱毛症は、本来ウイルスや細菌を退治するための免疫細胞(T細胞)が、自分の毛根(毛包)を誤って攻撃することで起こります。毛包が傷つくと毛が抜け、脱毛斑が生じます。この免疫異常が起こる背景には、遺伝的な素因・アトピー素因・精神的ストレスなど複数の要因が絡み合っていると考えられています。
Point 02 関連する体質
アトピーや甲状腺疾患との関係
円形脱毛症の患者さんには、アトピー性皮膚炎や甲状腺疾患(橋本病など)を合併しているケースが見られます。アトピー素因がある方は重症化しやすい傾向があるとも言われており、皮膚科で全体的な体質を把握したうえで治療方針を立てることが重要です。(個人差があります)
Point 03 遺伝と環境
家族歴がある場合は注意が必要
円形脱毛症は遺伝的な要因はまだはっきりと解明されておりませんが、家族に同様の症状がある場合はリスクがやや高まる可能性があります。ただし、治療ができないわけではありません。現在は選択できる治療の幅が以前より広がっています。(個人差があります)
放置するとどうなる?
単発型の場合、自然に改善することもありますが、複数の脱毛斑が出現したり、全頭型・汎発型に進行したりするケースもあります。「そのうち生えてくるだろう」と数か月放置してしまう方も多いですが、進行してから治療を始めると回復までに時間がかかることがあるため、気になった段階で受診することをおすすめします。
円形脱毛症の治療法——重症度に応じた選択肢
治療の基本:ステロイド外用・局所注射
軽症〜中等症の円形脱毛症には、ステロイド外用薬(塗り薬)が第一選択として使われることが多いです。炎症を抑え、免疫細胞の毛根への攻撃を和らげる働きがあります。また、脱毛斑が比較的小さい場合は、ステロイドの局所注射(病変部への直接注射)も選択肢のひとつです。
外用療法だけでは効果が十分に出ない場合や、複数の脱毛斑がある場合は、内服薬や免疫療法など別のアプローチへ移行することがあります。
新しい選択肢:JAK阻害薬
近年、JAK阻害薬(ヤヌスキナーゼ阻害薬)が円形脱毛症に対して承認され、特に重症例(全頭型・汎発型など全体の50%以上の脱毛がある方、過去6ヶ月以上、自然な発毛が見られない、他の治療が奏功していないなどの適応条件あり)において従来治療では効果が得られなかった方にも新たな可能性をもたらしています。
JAK阻害薬のメリット
- 重症例でも毛髪の回復が期待できる
- 免疫の過剰な活性化を標的に抑える
- 内服薬として使用できる
注意・留意点
- 定期的な血液検査・経過観察が必要、内服前に胸部レントゲンが必要
- 感染症リスクなど副作用の確認が必須
- すべての方に同じ効果が出るわけではない
また、アトピー性皮膚炎を合併している方では、生物学的製剤(デュピルマブなど)が円形脱毛症にも好影響をもたらす可能性があるとして注目されています。(適応・効果については個人差があります。治療方針は医師と十分に相談のうえ決定してください)

そのほかの治療法
局所免疫療法(SADBE療法など)は、あえて接触性皮膚炎を引き起こすことで免疫バランスを整える治療法で、広範な脱毛にも使用されることがあります。また、紫外線療法(エキシマライトなど)は炎症を抑える光線治療として、外用薬と組み合わせて用いられることもあります。
治療の選択肢は重症度・タイプ・年齢・合併症によって異なります。「自分に合った治療を選ぶ」ためにも、まず皮膚科専門医への相談が大切です。
⚠ 市販の育毛剤・サプリメントについて
円形脱毛症に対して、市販の育毛剤やサプリメントが直接的な治療効果をもたらすという医学的根拠は現時点では乏しいとされています。これらを使用しながら受診を先延ばしにすることで、治療のスタートが遅れるケースがあります。気になる症状があれば、まず皮膚科専門医に相談することをおすすめします。
円形脱毛症は様々な要因が複合的に関わる疾患です。
専門医による正しい診断と、適切な治療選択が大切です。
当院では患者様一人ひとりの症状・ライフスタイルに合わせて治療法をご提案。ステロイドや免疫抑制剤による従来の治療法に加え、最新の生物学的製剤・JAK阻害薬治療にも対応しています。
毛髪の回復を目指し、丁寧にサポートいたします。治療のご相談は当院までお気軽にどうぞ。
治療を受ける前に知っておきたいこと
治療期間の目安——「すぐ生える」は難しい
円形脱毛症の治療では、効果を実感できるまでに数か月〜1年以上かかることがある点を事前に理解しておくことが重要です。単発型の軽症例では比較的早く改善する場合もありますが、多発型・全頭型・汎発型では長期にわたる治療継続が必要になるケースがあります。(個人差があります)
途中で「効果がない」と感じて自己判断で治療をやめてしまうと、改善の機会を逃すことにもつながります。治療経過について担当医と定期的にコミュニケーションをとりながら進めることが大切です。
子どもの円形脱毛症——親御さんへのご案内
お子さまに円形脱毛症が見られた場合、使用できる治療法は成人と異なる部分があります。ステロイド外用薬を中心とした治療が基本となり、重症例では専門的な判断が必要です。「子どもだから大丈夫」と様子を見ていると進行することもあるため、早めに小児皮膚科に対応した皮膚科専門医への受診をおすすめします。
また、学校でからかいを受けたり、本人が精神的なストレスを抱えたりするケースもあるため、治療と並行して心理的なサポートも大切にしていただければと思います。
再発について——治っても安心しすぎない
円形脱毛症は、一度毛髪が回復した後も再発することがあります。特に多発型・全頭型・汎発型の既往がある方は、再発リスクを念頭に置き、気になる変化があれば早めに皮膚科を受診する習慣を持っていただくことが望ましいです。

駒沢自由通り皮膚科の円形脱毛症へのアプローチ
- JAK阻害薬による重症例への対応:従来の外用療法だけでなく、重症の円形脱毛症に対して新しい治療薬を積極的に取り入れています。
- 皮膚科専門医による丁寧な診察:日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医の院長が、重症度・年齢・体質に合わせた治療方針を一緒に考えます。
- お子さまから大人まで、全世代対応:小児皮膚科にも対応しており、お子さまの円形脱毛症についても安心してご相談いただけます。バリアフリー設計で、ベビーカーでのご来院も可能です。
- 保険診療と美容皮膚科のワンストップ体制:円形脱毛症の治療(保険診療)と、回復後の薄毛ケアや美容相談を同じクリニックで続けられます。
- LINEネット順番受付で待ち時間を軽減:駒沢大学駅から徒歩2分。土曜も診療しており、仕事帰りや週末にも受診しやすい環境です。
院長 白石 英馨(しらいし ひでか)より
「円形脱毛症は、見た目の変化から精神的なつらさを抱える方が多い疾患です。駒沢・世田谷区で開業するにあたり、『近くにちょうどいい皮膚科がない』という地域の声をたくさん聞いてきました。難治性の脱毛症で悩んでいる方が、あきらめる前に一度専門医に相談できる場所でありたいと思っています。JAK阻害薬をはじめとする新しい治療の選択肢についても、患者さんひとりひとりの状況に合わせてご説明しますので、まずはお気軽にご相談ください。」
よくあるご質問
円形脱毛症は皮膚科と美容クリニック、どちらに行くべきですか?
円形脱毛症は自己免疫疾患であり、保険診療の対象となる医療行為が中心になります。まずは皮膚科専門医を受診し、正確な診断と適切な治療方針の確認を行うことをおすすめします。美容クリニックでは保険診療に対応していない場合があるため、注意が必要です。
JAK阻害薬はどんな方に向いていますか?
JAK阻害薬は主に、脱毛範囲が広い重症例(全頭型・汎発型)や、従来治療で十分な効果が得られなかった方への適応が検討されます。使用にあたっては感染症リスクなどを確認するための定期的な検査が必要です。適応については必ず皮膚科専門医に相談のうえ判断してください。
初診ではどのようなことを確認されますか?
脱毛の発症時期・範囲・経過、アトピーや甲状腺疾患などの合併症の有無、家族歴、これまでの治療歴などを確認します。ダーモスコープなどを使って頭皮・毛根の状態を詳しく観察し、他の脱毛症(脂漏性脱毛・牽引性脱毛など)との鑑別を行ったうえで診断・治療方針をご説明します。

この記事のまとめ
- 円形脱毛症は自己免疫が原因で起こる脱毛症。
- タイプ・重症度によって治療法が異なり、JAK阻害薬など新しい選択肢も登場している
- 子どもにも発症することがあり、早めの皮膚科専門医への受診が大切
- 治療効果が出るまで数か月〜それ以上かかることもあり、継続が重要(個人差があります)
- 世田谷区・駒沢エリアでも生物学的製剤・JAK阻害薬に対応した皮膚科専門医に相談できる
円形脱毛症のご相談は、駒沢自由通り皮膚科へ
世田谷区駒沢・駒沢大学駅より徒歩2分。皮膚科専門医が、あなたの「こまりごと」を一緒に考えます。LINEネット順番受付で、待ち時間の心配も軽減。土曜診療も対応しています。
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※ 土日祝も営業。木曜のみ休診
監修:白石 英馨(しらいし ひでか)

経歴
- American University卒業
- 都内大学病院 皮膚科学講座
- 国家公務員共済連合会 虎の門病院皮膚科
- 都内美容皮膚科・形成外科
- 神奈川県内皮膚科
- 駒沢自由通り皮膚科 院長就任
資格
- 日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医
- シダキュア ミディキュア処方医
- エピペン処方医
- アラガン ボトックスビスタ認定医
- グラクソスミスクライン ボトックス認定医
- 緩和ケア研修会終了医
所属学会
- 日本皮膚科学会
- 日本美容皮膚科学会