当院では、様々な皮膚腫瘍について積極的に切除を行っております。どのように切除し縫合すれば綺麗な仕上がりになるのかを症例ごとに考え、最適な切除法を提案しております。全例で病理組織検査(顕微鏡検査)を実施し確定診断がつきますので、臨床診断(見た目の診断)との相違がないか確認できます。外来での切除が難しい場合や完全な切除が必要な悪性腫瘍の場合は、適切な基幹病院や大学病院などにご紹介致します。

日帰り手術
日帰り手術
当院では、様々な皮膚腫瘍について積極的に切除を行っております。どのように切除し縫合すれば綺麗な仕上がりになるのかを症例ごとに考え、最適な切除法を提案しております。全例で病理組織検査(顕微鏡検査)を実施し確定診断がつきますので、臨床診断(見た目の診断)との相違がないか確認できます。外来での切除が難しい場合や完全な切除が必要な悪性腫瘍の場合は、適切な基幹病院や大学病院などにご紹介致します。
施術時間 | 15−30分 |
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痛み | ほぼ有りません、但し、傷の大きさや状態による |
ダウンタイム | 抜糸まで1週間です。傷は、数ヶ月をかけて1本の白っぽい線になります。 |
リスク・副作用 | 出血、感染、痛み、瘢痕・ケロイド |
注意事項 | メイク:傷が落ち着くまではなし 入浴シャワー:当日から可、但し傷の大きさや状態による |
施術間隔・回数 | 1回の手術で取り切ります。 |
粉瘤、ほくろ、脂肪腫、石灰化上皮腫など
上記以外の腫瘍でも、外来で切除できる大きさの腫瘍であれば当院での切除の対象となります。
体中のどこにでもできる良性の皮下腫瘍で、皮膚の上皮成分が皮内や皮下に落ちて袋を形成し、その中に垢や脂がたまってできた固まりが粉瘤です。多くは数ミリ程度の盛り上がった状態から次第に大きくなり、数センチほどの半球状になることもあります。根治は外科的な切除によります。感染を伴うと腫れや痛みを伴い切開・排膿が必要になることがあります。
皮膚にできる小さな色の変化や隆起を指します。多くの場合、ホクロは黒色または茶色で、皮膚のメラニン色素を産生する細胞が局所的に集まることで形成されます。経時的に大きさや色が変化することがありますが、一般的には無害です。一部のホクロは悪性化することがあり、特に、歪な形や、急激な増大、頻繁な出血や色が濃くなるなどの変化が見られる場合は、皮膚がん(悪性黒色腫)の可能性があるため、皮膚科での診察が推奨されます。
皮下に発生する柔らかい腫瘍で、皮下組織にみられる浅在性脂肪腫と、筋膜下、筋肉内、筋肉間にみられる深在性脂肪腫があります。背部、肩、頸部(くび)などに現れることが多く、上腕、でん部、大腿など四肢にもみられることがあります。痛みなどの症状は無く、皮膚がドーム状に盛り上がり、柔らかいしこりとして認められます。大きさは数ミリ程度の小さなものから直径が10センチ以上に及ぶものまで様々です。大きくなると手術の負担も増大するため、早めに治療をされることをおすすめします。
毛穴の毛母細胞から発生する良性腫瘍で、皮下にゴツゴツとした硬いしこりとして現れます。お子様の顔にできることが多く、やや女性に多い傾向にあります。圧痛を伴ったり、可動性が悪いことがあり悪性腫瘍との鑑別を要します。自然消退は期待できず、増大することがありますので早めの切除が望ましいです。
診察
医師による診察が行われます。手術部位の確認、アレルギーの有無、手術方法の説明などを行います。手術内容について不安な点があれば、この時点で医師に質問するようにしましょう。
手術の説明と同意書への署名
手術の内容、麻酔方法、手術後の注意点などについて、医師から詳しく説明を受けます。同意書に署名を求められるので、内容をよく理解した上で署名しましょう。また、感染症の有無などを確認する術前採血もこのタイミングで行います。
手術の実施
手術時間は症例や手術内容によって異なりますが、通常は20分から1時間程度で終了します。術後は、手術部位をガーゼ保護し、帰宅して頂きます。
術後ケア
手術の内容にも異なりますが、手術当日は安静にし、入浴や飲酒、激しい運動はお控えください。処方されたお薬など指示通りに使用してください。もし、手術部位に痛みや異常な腫れ、発熱がある場合は速やかに連絡してください。
日帰り手術は身体への負担が少ない一方で、患者様自身が術後ケアをしっかりと行う必要があります。痛みや腫れ、発熱などの異常がある場合は速やかに病院に連絡してください
過ごし方
手術前日は十分な睡眠をとり、飲酒や喫煙を避けるなど、健康管理にも注意を払いましょう。
食事
いつも通りの食事で構いません。
過ごし方
血流が良くなり出血の原因となりますので、飲酒や運動は基本的には控えて頂きます。
食事
いつも通りの食事で構いません。
出血、創部感染、感染に伴う創離開、腫脹、創部痛、ケロイド、瘢痕形成
同じ腫瘍切除でも医師により考え方が異なれば術式も異なります。医師の説明が納得できるものであったか、共感できるものであったか、また、医師の経験年数や実績も参考にされると良いでしょう。
基本的に全例で保険適応と考えて問題ありません。
術後1週間で抜糸となります。全例で病理組織診断を致しますが、抜糸から2週後以降で最終的な傷のチェックと病理診断結果をお伝えとし問題がなければ終診となります。尚、手術部位により抜糸のタイミングが異なります。
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