「皮膚は内臓を映す鏡」と言われており、皮膚には皮膚疾患だけでなく、内臓疾患などの部分的な症状も皮膚症状として現れます。そのため、皮膚科は皮膚症状を通して内臓や血行、ホルモンバランスなど体内状態もみる診療科といえます。皮膚疾患には多くの症状・原因がありますが、当院ではそれぞれの症状に対して、根拠に基づいた診断を第一とした最新・最適な治療や検査を提供致します。皮膚に関して気になることや異常がみられましたら、お気軽にご相談ください。

皮膚科
皮膚科
「皮膚は内臓を映す鏡」と言われており、皮膚には皮膚疾患だけでなく、内臓疾患などの部分的な症状も皮膚症状として現れます。そのため、皮膚科は皮膚症状を通して内臓や血行、ホルモンバランスなど体内状態もみる診療科といえます。皮膚疾患には多くの症状・原因がありますが、当院ではそれぞれの症状に対して、根拠に基づいた診断を第一とした最新・最適な治療や検査を提供致します。皮膚に関して気になることや異常がみられましたら、お気軽にご相談ください。
このような症状の方はご相談ください
小児からご年配の方まで皮膚疾患を幅広く診療しています。
皮膚の異常や気になる症状がある際は、何でもお気軽にご相談ください。
湿疹
皮膚科の診療でとても多く見られる症状です。かゆみや赤み、かさつきなどが生じます。ひどい場合は、水ぶくれなどができ、皮がむけることもあります。
蕁麻疹(じんましん)
じんましんは皮膚の一部が突然くっきりと赤く盛り上がり(膨疹)、しばらくすると跡形もなくかゆみと皮疹が消えるという特徴があります。たいていかゆみを伴いますが、チクチクとした感じや焼けるような感じになることもあります。
アトピー性皮膚炎
原因としては、皮膚のバリア機能の低下、アトピー素因(アレルギー体質)、心理的要因の3つが重なって起きると考えられています。目や耳の周り、首、ひじやひざのくぼみなどに、かゆみを伴う湿疹が繰り返し起こります。
にきび(尋常性ざ瘡)
にきびは多くの人が経験するとても身近な皮膚疾患です。とくに思春期にできることが多く、整容的な問題を引き起こします。にきびの直接的な原因は、皮脂の過剰な分泌と毛穴の詰まりです。過剰に分泌された皮脂が毛穴にたまり、面皰(めんぽう)という状態になります。この毛穴にたまった皮脂を栄養源にして、にきびの元となる菌が増殖して症状を悪化させます。
単純疱疹(ヘルペス)
単純ヘルペスウイルスに感染することで発症します。口の周りや口内に小さな水ぶくれや傷ができる1型と、外陰部やでん部など下半身に発症する2型の2種類のウイルスがあります。初めて感染したときは、症状が強く出現することがあります。
帯状疱疹
水痘(みずぼうそう)ウイルスによって発症する病気です。体のどのにでもできますが、左右どちらかの神経に沿って、痛みを伴う赤い斑点と水ぶくれが多数集まり帯状の局面を呈します。後遺症として神経痛が残ることが多いですが、適切な治療や予防接種によりその程度を軽減することができます。
乾癬
銀白色の鱗屑(りんせつ:皮膚の粉)を伴い、境界の明瞭な盛り上がった紅斑(赤い斑点)が全身に出現する病気です。乾癬(かんせん)の多くが、この症状であり、尋常性乾癬と呼ばれています。
大きさや数、形は様々で、発疹が癒合し大きな病変となることもあります。爪の変形や関節炎を伴うこともあります。刺激を受けやすい部位にできやすく、頭部、ひじ、ひざ、でん部、下腿などに多く認められます。かゆみは半数程度の方にみられますが、内臓に障害を及ぼすことはありません。
乾癬は慢性に経過し軽快と増悪を繰り返します。病気の程度、状況などに応じて治療法を選択します。
水虫(足白癬)
水虫は、白癬菌(はくせんきん)というカビの一種が足の皮膚に入り込んで発症する病気です。白癬菌が増殖しやすい夏に症状の悪化がみられます。足白癬は趾間(しかん:指の間)型、小水疱(しょうすいほう:水ぶくれ)型、角質増殖型のタイプに分類されます。
いぼ(尋常性疣贅)
いぼは皮膚から盛り上がっている小さなできもので、ヒトパピローマウイルスの感染によって発症します。ウイルス性疣贅(ゆうぜい)と呼ばれています。いぼのウイルスは微細な傷などから皮膚に入り、皮膚の深層の細胞に感染して、周囲の正常細胞を押しのけて増殖し続けます。痛みやかゆみは伴いませんが、放置すると増大・増数し、人にうつしたりすることがあります。年齢や男女を問わずみられます。
たこ・うおのめ
慢性的な摩擦や圧迫など、刺激が加わりやすい箇所に発症します。たこは皮膚の表面の角質が部分的に厚くなるもので多くは痛みはありませんが、痛みや赤みを伴う場合は、細菌感染を起こしている可能性がありますので、早めに皮膚科を受診してください。うおのめは厚くなった部分にさらに刺激を受けて硬く、芯を持つようになってきます。歩く度に刺激され痛みが生じます。治療はメスなどで削る角質除去法があります。
ニキビの治療は皮膚科が主体となります。治療としては外用剤(抗生剤、過酸化ベンゾイル、アダパレン、硫黄製剤)、内服薬(抗生物質、ビタミン剤、漢方薬)などの保険診療がメインとなり、効果を見ながらピーリングやイソトレチノイン内服などの自費診療を考慮します。美容皮膚科では保険診療を行っていないところが多く、治療費が高額になったり、治療の選択肢が限られます。皮膚科を受診された方が安価で幅広い治療ができるでしょう。
受診可能です。湿疹であれば外用剤による治療が有効ですが、外用しても軽快しない『湿疹』の中には帯状疱疹や真菌感染および悪性腫瘍が隠れていることがあります。早期の適切な治療が予後に影響しますのでお早めの受診をお勧め致します。
皆様がほくろと思われているものの中には、老人性のイボ(脂漏性角化症)や悪性腫瘍(基底細胞がん、悪性黒色腫)が含まれていることがあります。老人性のイボであれば液体窒素やCO2レーザーで焼灼とすれば取れますが、悪性腫瘍の治療は余白を付けた完全な切除が必要です。診断はダーモスコープと呼ばれる拡大鏡によりますが、必要があれば皮膚を一部取り(生検)、病理組織診断を追加し確定診断とします。トレーニングを積んだ皮膚科専門医でないと正確な診断はできませんので、気になる『ほくろ』がありましたら早めの受診をお勧め致します。
アトピー性皮膚炎や喘息は成長により軽快することが多いです。しかし、症状が安定しないまま成長すると、大人になってもアトピー性皮膚炎を繰り返す方が多いです。したがって、現在の症状をしっかり抑えておくことが将来的にアトピー性皮膚炎を残さないことにつながります。
当院では静脈採血によるView39検査に加えて、Dropscreenと呼ばれる検査も導入しております。指先をわずかに傷つけて1滴の血液から41種類のアレルゲンに対する反応を30分程度の時間で調べることができます。注射や採血が苦手な方、幼いお子様でも非常にわずかな負担で検査が可能ですので、ご希望の方は医師・スタッフにお申し出ください。
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